【12月2日 AFP】世界のラグビー統括団体ワールドラグビー(World Rugby)は1日、W杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)の開幕前と期間中、ドーピング検査で陽性反応が一つも出なかったことを発表した。
9月18日から10月31日までの大会期間中、競技会検査で採取された200の検体と、競技外検査で採取された268の検体が、英国反ドーピング機関(UKAD)によって調べられた。
今大会では、尿と血液のサンプルを検査したほか、生体パスポートも初めて導入された。
ワールドラグビーのベルナール・ラパセ(Bernard Lapasset)
会長は、「2015年のラグビーW杯開幕前、そして開催期間中に悪い結果が出なかったからといって、リスクを無視してはいけない」とすると、「そのため、
われわれはこの分野の予算を増やし、さらなる検査があったときのために、サンプルを保管することにしているのだから」と話している。(c)AFP
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