【12月13日 AFP】バドミントンのBWFワールドスーパーシリーズファイナルズ(BWF World Superseries Finals 2015)は12日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で各種目の準決勝が行われ、奥原希望(Nozomi Okuhara)と桃田賢斗(Kento Momota)がそれぞれ決勝に進出した。


 女子シングルスの奥原は、世界女王のキャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)を21-11, 21-12で退けた。第22回世界バドミントン選手権大会(2015 TOTAL BWF World Championships)で連覇を果たし、スーパーシリーズで今季5勝を挙げているマリンだったが、奥原はほとんど寄せ付けず、前回の対戦に続いて連勝した。


 奥原は決勝で王儀涵(Yihan Wang、ワン・イーハン、中国)と対戦する。王は同日に行われた試合で、ラチャノック・インタノン(Ratchanok Intanon、タイ)に21-12、21-12で勝利した。


 今季無冠の王は、「ここまで勝ち上がれるとは思ってもいませんでした。最後に対戦したフランスオープンで、私は奥原に敗れています。だから決勝は勝てるかどうかわかりません」とコメントしている。


 男子シングルスの桃田は、ヤン・オー・ヨルゲンセン(Jan O Jorgensen、デンマーク)に21-19、21-18で勝利した。


 日本が大会初優勝を果たした2014年のトマス杯(Thomas Cup 2014)以降、世界で飛躍を遂げた桃田は、第2ゲームで7-11とリードを許しながらも、そこから挽回して勝利を収めた。


 桃田は決勝でヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)と対戦する。アクセルセンはこの日、世界王者のチェン龍(Long Chen、チェン・ロン、中国)を21-12、21-17で破っている。(c)AFP

 








http://www.afpbb.com/articles/-/3070075 より転載