【12月23日 AFP】フランスのベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)内相は22日、首都パリ(Paris)の南西に位置するオルレアン(Orleans)で先週、イスラム過激派による治安当局を狙った襲撃計画が阻止されたと発表した。

 カズヌーブ内相によると19日、フランス人2人が逮捕された。年齢は20歳と24歳で、24歳の容疑者には軽犯罪歴があるという。ある警察筋はAFPに対し、1人はモロッコ出身、もう1人はトーゴ出身と明かしている。

 同内相によると、2人は「シリアにいるイスラム過激派のフランス人と連絡を取り合って」いたとされ、当局は「この男が攻撃を指示したのかどうか、
今後の捜査で突き止めていく」という。また、両容疑者のうち1人は、「兵士や警察、国の代表者ら」に対する襲撃計画を立てていたと認めている。

 また「今回の逮捕は情報当局による地道な活動の成果であり、2013年以降国内での実行が企図されながら未然に阻止した事件の数はこれで10件になった」と述べた。

 さらに同内相は、130人が犠牲になった先月のパリ同時テロを受けて非常事態宣言が出されて以来、入国を拒否した人数が3414人に上ったことも
明らかにした。拒否の理由は、「安全と公の秩序を脅かす危険性を示したため」だったとしている。(c)AFP/Martine NOUAILLE

 

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http://www.afpbb.com/articles/-/3071190 より転載