【12月8日 AFP】スコットランドラグビー協会(Scottish Rugby Union)は7日、スコットランド代表と日本代表によるテストマッチが、来年6月18日と25日に行われると発表した。
スコットランドとは、過去5回キャップ対象のテストマッチを行っている日本だが、1976年、1977年、1989年、2010年にも、B代表にあたる「XV(フィフティーン)」と対戦した経験がある。
直近の対決となった今年のラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)では、日本代表が南アフリカに歴史的勝利を収めた直後で疲労が残る中、スコットランドが計5トライを記録して45-10で大勝し、予選プール突破を果たした。
この結果、世界ランク10位の日本は予選プールで3勝を挙げながら準々決勝に進出できなかった史上初のチームとなった。一方、同9位のスコットランドは決勝トーナメントに進出し、オーストラリア代表と対戦した。
スコットランド代表のバーン・コッター(Vern Cotter)ヘッドコーチ(HC)は、「2016年の夏季遠征で訪日することが決まりうれしく思う。選手たちは、世界で最も成長を遂げたチームの一つと対戦することで、厳しい試練を経験できるだろう」とコメントした。
「日本では、かなり強固なラグビー文化が発展しつつある。そして、来年は初めて世界最高峰のスーパーラグビー(Super Rugby)に参戦することも決まり、大きな後押しとなっている。それらすべてが組み合わさり、遠征メンバーにとっては非常に厳しい環境での戦いになることだろう」
(c)AFP
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